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クルマ・技術
マツダ、ジュネーブショーに新型『Mazda5』を出品
マツダ株式会社(以下、マツダ)は、2010年3月2日から14日まで開催される2010年ジュネーブモーターショー*1のプレスデー(3月2日、3日)で、躍動的でエレガントな雰囲気を持つ「NAGARE(流れ)」造形を採用し、アイドリングストップシステム「i-stop(アイストップ)」を装備した直噴ガソリンエンジンなどによって現行車と比べCO2の排出量を約15%低減した、新型ミニバン『Mazda5(日本名:マツダ プレマシー)』を世界初公開します。今秋から欧州市場で販売を開始する計画です。
新型『Mazda5』は、躍動感にあふれ、同時にエレガントな雰囲気を併せ持つエモーショナルなデザインを採用しました。これは自然界に存在する「NAGARE」の美しさにインスパイアされたデザインであり、マツダがこれまでコンセプトカーで表現し、近年の量産車の一部に取り入れてきた「NAGARE」造形を初めて本格的に採用しています。新型『Mazda5』はすぐれたCd値、リフトバランスを備え、高い空力性能を実現しています。また、カラクリシートと呼ぶ2列目中央シートのユニークな格納機構などによって多彩なシートアレンジが可能で、両側リアスライドドアとともに多様なニーズに高い機能性で応えます。さらに、ドライバーの意のままに応えるスポーティかつ上質な走行フィールは、家族にも快適で安心感にあふれる走りを実現します。
また、マツダの技術開発の長期ビジョン「サステイナブル“Zoom-Zoom”宣言」に基づき環境性能を高めています。新型『Mazda5』の2.0L 直噴ガソリンエンジン・i-stop搭載車は、渋滞時から高速走行まで全域でCO2の排出量を低減できるように、燃焼効率の良い直噴エンジンにアイドリングストップシステム「i-stop」を装備し、最適なギア比を設定した手動6速変速機と効果的に組み合わせました。この結果、新型『Mazda5』は現行車と比べCO2排出量を約15%低減し、リニアでスムーズな運転感覚を実現しながら欧州の同クラスミニバンでトップレベルの環境性能を実現します。
新型『Mazda5』のパワートレインは、このほかに手動6速変速機と組み合わせた1.8Lガソリンエンジンを用意し、環境性能を高めています。
新型『Mazda5』の開発担当主査の松岡 英樹(まつおかひでき)は、「新型『Mazda5』は、現在、市場から求められている競合力のある環境性能を持ち、エモーショナルなデザインと、スライドドアや多様なシートアレンジによる優れた機能性、ドライバーの意のままに応えるリニアでスムーズな運転感覚と快適性を備え、ユーザーのあらゆるニーズに1台で応えられる新しいファミリーカーです」とそのコンセプトについて述べています。
■2010ジュネーブモーターショー 主な出品物一覧
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